計算カードの取り組み方「先生、計算カードって、たくさんやらせたほうがいいんですよね？」そんなご相談をいただくことがあります。全国どこの小学校でも当たり前のように取り組まれている計算カードですが，その子供の状態によっては，害になることもありま...

前回の宿題では「ドットカード」を使って計算カードに取り組んでもらいました。さて、次の教育相談の日――その成果を見せてもらうと…「2－○」「3－○」「4－○」「5－○」まではスラスラ答えられるようになっていました✨ところが「6－○」「7－○」...

今回のテーマは、いよいよ「計算力」です。たけちゃんのここまでの様子をまとめると――数のまとまりはある程度わかっているたし算の【合併】【増加】、ひき算の【求残】は式にできるひき算の【求差】は理解しているけど、式にするところでつまずきがあるとい...

テーマは「ひき算の【求差】（きゅうさ）」です。前回，「求差」の場面の理解に困り感があったたけちゃん。その理解を深める取組をしていきました。問題「あかい風船が5こあります。あおい風船が3こあります。あかい風船は、あおい風船より何個多いでしょう...

つづいて，ひき算の意味を理解しているのか確かめました。ひき算の2つの意味ひき算には，２つの意味があります。①のこり【求残】「りんごが５個ありました。２個食べました。残りはいくつでしょう？」のように，へる場面のひき算です。専門用語では，【求残...

さて，たけちゃんの演算決定力を調べてみました。そのために，たし算の意味を理解しているかどうかを調べました。たし算の2つの意味たし算には，２つの意味があります。①合わせる【合併】「りんごが3個と2個あります。 あわせて何個？」のように，ものを...

次は，たけちゃんの演算決定力を調べました。演算決定力算数の文章題や問題を解くときには，「足すのかな？」「引くのかな？」「かけるのかな？」「わるのかな？」と，まずどの計算を使うかを決める必要があります。この「どの計算を使うかを正しく選ぶ力」の...

前回までに、たけちゃんの 「数のまとまり」、そして 「10のまとまり」 の理解を確かめてきました。結果はこうでした。数をまとまりとしてとらえられているただし、中にはまだ十分イメージができていない数もあるつまり、基礎はできているけれど、まだ伸...

たけちゃんの次なるチャレンジ前回、ある程度「数をまとまりとしてとらえている」ことが分かった、たけちゃん。次は、算数を学ぶうえでとても大切な 「10のまとまり」 をどれくらい理解しているかを調べてみました。「10のまとまり」がなぜ大事なの？算...

たけちゃんとの出会い「うちの子、算数でつまずいているみたいなんです」そんな相談を受けたのは、2025年の夏休み前、7月のことでした。相談をくださったのは友人のお子さん――小学1年生の たけちゃん。人懐っこくて、笑顔がとってもかわいらしい男の...