嬉しいご報告が届きました
たけちゃんのお母さんから、こんな温かいコメントが学校の先生から届いたと教えていただきました。
一人目の先生より:
「くり上がり,くり下がりともに,10のまとまりを意識して,素早く答えを求めることができています。計算の仕方の説明も正しくできていました。」
二人目の先生より:
「2学期は,算数をがんばったと話していました。試しにいくつか問題を出すと,すらすらと暗算でたし算とひき算を答えることができました。集中力も2か月前より付いてきたように思います。以前は,すぐに気が散っていたのですが,最近はそんなことも少なくなったように思います。」
子どもの“できた”を見取ってくれる先生の存在
夏休み前から積み重ねてきた努力が、学校の先生にしっかり見取られて価値付けられていたこと。
その報告を聞き、胸がじんとするような嬉しさがありました。
特に、二人目の先生の「集中力がついてきた」というコメントは、胸に響きました。
算数ができるようになるのはもちろん素晴らしいことです。でも私が大切にしているのは、「算数を通して子どもが成長すること」です。
算数はあくまで“手段”。その先にある、子どもの自信や学習姿勢が何より大切だと考えています。
だからこそ、「集中して取り組めた」「自分で説明できた」――
こうした成長こそ、たし算ができること以上に価値があることだと思っています。
算数は「成長のための手段」
私は、算数を教えることそのものを目的とは考えていません。
算数は、子どもの成長を促すための“手段”である
そう考えています。
算数が成長の手段として有効な理由
◎ できた/できないが明確で、自信につながりやすい
算数は体育と並んで,「できる,できない」がわかりやすい教科。
だからこそ、小さな成功体験が積み重なりやすいのです。
◎ 毎日の授業で、成功体験の“頻度”が高い
体育は週2〜3回。
でも算数はほぼ毎日。
毎日「できた」を積み上げられるというのは、子どもの心にとって本当に大きいのです。
「量と暗記だけ」では伸びない理由
ただ、
- 量をたくさんこなさせる
- 暗記させる
この2つが算数をできるようにする“王道”だと思ってしまいがちです。
実際、多くの学習塾でもこの方法を採っています。
でも、このブログを見ていただければわかるとおり、私はその方法をとっていません。子どもの数理認識の発達段階に合わせ、無理をさせず、正しい順序で理解が深まるように専門的な支援を行っています。
専門的な発達段階に合わせた支援が必要
計算の仕方にも、理解が深まる順番があります。
無理をさせず、自然に理解できるように導くことこそが、本当の意味での「できる」につながります。
これからも、たけちゃんの歩幅に合わせて
これからも、たけちゃんが自分らしいペースで、着実に成長していけるように。
一歩一歩、その歩幅に寄り添いながら支援していきたいと思っています。

