教科書を使った先取りで、登校が前向きに



🧮 【前半】繰り上がりのあるたし算の復習

たけちゃん、今はちょうど学校の授業でも繰り上がりのあるたし算を学んでいるところ。
もう仕組みはしっかり理解できているので、今回は「速さを高めるトレーニング」です。

👩‍👦‍🏫 ご家庭では、計算カードを10枚1セットにして、タイムを計る練習をしているとのこと。
実際にその様子を見せてもらおうと思ったのですが……

💬

「今日はちょっと気分がのらない…」

そんな日もありますよね。
無理せず、今回は教科書準拠のドリルを使って10問×2セット、タイムを計りながら挑戦しました。

⏱️ この段階からは「量」が大切になってきます。
でも、ただ量をこなすのではなく、飽きずに続けられる工夫が必要だなと感じました。


➖ 【後半】繰り下がりのあるひき算の復習

繰り下がりのひき算は、前回から始まったばかり。
学校ではまだ習っていない内容なので、「仕組みの理解」を深める段階です。

🍒 今回も「さくらんぼ計算」を使いながら、前回の復習を行いました。

途中で混乱したり、間違えたりしたときは、私はこう声をかけます。

💬

「ブロックで確かめてごらん」

ブロックを使って確かめることで、式と具体物のつながりがぐっと強くなり、理解が深まっていきます。


💡「教科書を使った先取り学習」の効果

最近、たけちゃんの学習を通して改めて感じることがあります。
それは――

🎯 「学校の教科書を使って先取り学習をすることは、とても効果的だ」ということ。

なぜなら、この教育相談の目的はただ学力を伸ばすことではなく、

「子どもが学校の授業に前向きになって、学校生活そのものを楽しめるようになること」

だからです。


🏫 学校生活の中心は「授業」

学校で過ごす時間の大部分は授業です。
もしその授業がわからなければ、**学校生活のほとんどが“楽しくない時間”**になってしまいます。

たしかに、

「勉強は苦手だけど、友達と遊ぶのが楽しい!」
というタイプの子も昔は多くいました。

でも、最近はそういう子が減っているように感じます。
だからこそ、私は学校の教科書をベースにしたオーダーメイド授業を行っています。

📖 同じ問題を先に学ぶことで、授業が「分かる!」「できた!」と感じられる。
その喜びが、学校への前向きな気持ちにつながっていきます。

実際,たけちゃんママの手記(11月号)でお母さまが書いてくださっているように,登校に前向きになったと聞いて,本当に嬉しく思います。



🌱【まとめ】これからも、ていねいに成長を支えて

たけちゃんのように、学びの自信が少しずつ芽生えていく姿を見るのは本当に嬉しいことです。
これからも、1つひとつの理解をていねいに積み重ねながら、

「学校が楽しい!」
と思える日々を一緒に育んでいきたいと思います。


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