たけちゃんママの手記❶(9月23日時点)

今回は,たけちゃんのお母さまが,教育相談から学ばれたこと,参考になったことをご紹介します。たけちゃんの教育相談の際には,いつもお母さんが一緒にこられます。いつも熱心にメモを取られ,たけちゃんの成長に寄り添おうとされる姿勢がとても素敵なお母さまです。教育相談を通して学ばれたこと,参考になったことを定期的に送ってくださっています。

お母さんの手記を読ませていただくと,「教育のチカラ」を改めて感じます。今回は,お母さまの手記を通して,子供の発達に寄り添った支援をすることの大切さを改めて感じていただければ嬉しいです。


🗣️① 理由を説明させる問いかけ

「なんでそう思ったの?」「これ見て気づいたことある?」など。


・授業での問いかけを通して、たけちゃんが考えた経緯を思い出しながら頭を整理しているのが分かりました。

・これまで家では誤答ばかりに問いかけてしまい、本人は詰問のように感じていたかもしれません。
でも、先生の問いかけから

「(正誤に関わらず)自分の考えを肯定してもらえて嬉しい」
と感じ始め、
「もっと考えてみよう」「できるかも」と前向きな気持ちに繋がっているように感じます。

・家でもすぐに答えを教えず問いかけを繰り返していくうちに、わからなくてもすぐに癇癪を起こすことが少なくなり、

「まだ答えは言わないで!」
「9-6は苦手だけど、9-3-3にしたら分かるかも!」
と、諦めずに考え、本人なりに工夫する姿が見られるようになってきています。


💡② 本人のやり方も尊重すること

・(計算カードの時)授業では「こだわりのあるやり方」を否定はせず、
本人に速く計算したいという意識がなければ、
早くやる方法」と「遅くやる方法」を並行して練習していました。

これまでは親が一方的に「正しい方法」や「速さ」を求めていましたが、
この授業から、たとえ計算が遅くても、
自分のやり方で答えを出せることに達成感を得ているように感じました。

・計算カードで答えが1のカードを集めて遊んでいた日もありましたが、
その瞬間も、数の仕組みを主体的に学んでいる大切な時間だと知りました。

時々、計算カードやお風呂のマグネットで遊びながら、
自分から数の仕組みや法則を見つけようとしている姿は、
今までにない大きな変化だと感じています。

たけちゃんは自分のやり方にこだわりが強く、集中も途切れやすいため、
どこまで尊重するかはまだ試行錯誤していますが、
前より少しおおらかな気持ちで、本人のやり方も見守れるようになりました。


🔢③ 親子で「数の概念」を知れたこと

・授業では、複数の表現間を往復しながら、頭や手でブロックの操作を繰り返すことで、数のイメージができていく過程を知りました。

親も「数のまとまり」や「算数表現の関連付け」の大切さが分かり、
家で挿絵やブロック・磁石を使って親子で一緒に考える時間が増えました。

計算の時も、指計算や暗記ではなく、丸図がイメージできるようになってきました。


📘まとめ

いかがでしょうか。家庭学習の中で、

  • 問いかけの工夫
  • やり方の尊重
  • 親子で数の概念を共有すること

これらが少しずつたけちゃんの学ぶ姿勢にいい影響を与えているように感じます🌟

これからも,教育相談とご家庭がしっかりタッグを組んで,たけちゃんの成長を支えたいと思います。


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