たけちゃんママの手記(11月号)

たけちゃんのお母さまが感じられたこの一か月のたけちゃんの成長をお伝えします。


【10月の家や学校での様子】

最近のたけの様子を振り返ってみたいと思います。


● 算数への興味がさらに深まって

算数への興味が更に深まっています。
宿題が終わってからも、学校のタブレットの算数コンテンツをずっと眺めていたり、「算数忍者」の本を漫画感覚で読んでいたりと、算数に関しては学習と遊びの境目がなくなってきたように思います。
生活の中でもLEGOや買い物など、自然な形で数を数えたり計算しようとすることが増えました。


● 「先生」になって授業ごっこ

たけが先生になり授業をする形で、繰り上がりの足し算や引き算を説明していました。
たまごパックと計算ブロックを使い、「まず10のまとまりを作ってみよう」「大きい数の方を10にすると分かりやすいよ」と、先生から授業で習った大切なポイントを理解できている様子でした。


● 学校での成長も感じられて

担任の先生が、学校生活で夏休み前と比べて成長していることを教えてくれました。
算数の授業では先週から繰り上がりの計算が始まり、さくらんぼ算もしっかり理解できているとのこと。
また、文章題でも足し算や引き算を使う場面をしっかり読み取っているようです。授業で取り組む様子も含めて、これまで頑張ってきたことが良くわかりますと褒めて下さいました。

苦手な国語の授業でも「じどうしゃくらべ」の単元で少し難しい取り組みに苦戦していたそうですが、最後まで投げ出さずに自分なりに一生懸命考えていたとのこと。
夏休みまでは苦手な分野は考える前にすぐに諦めていたので、とても嬉しい変化でした。
先生の授業で数の概念だけでなく、「自分で考えて答えを見つける楽しさ」も沢山体験できたからこそ、他の教科でも学びの姿勢が少しずつ変わってきているように感じます。


● 親として感じた変化

夏休み前までは、毎日泣きながら時間をかけて宿題をやっていて「もう勉強やりたくない、覚えられない」「学校休みたい」と毎日のように言っていました。
就学前から発達面の懸念もあり、普通級の授業についていくためにどうしたらいいか、学校の担任や通級の先生方、発達専門の小児科などに相談して解決策をずっと探していました。

その時期は環境調整や親が先回りするようなサポートばかりを考えていましたが、これまでの先生の授業を通して「たけが自分で考える力があること」を信じられるようになりました。
先生の関わり方を参考に、大人が先回りしすぎず、子供に選択させることや一緒に考える機会を増やし、少しずつ親子の関わり方も変わってきました。


● 今のたけの姿

今は算数に自信をつけ始め、毎日学校で楽しかった出来事なども話してくれています。
3か月前にはこんな姿は想像できなかったです。
いつも本当にありがとうございます。


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